「」に関連する記事
否認事件における示談
否認事件にもいろいろあって,事件性や犯人性そのものを争う否認がまずあります。事件が発生したときはその場にいなかったとか,満員電車で痴漢行為をしたのは自分ではない,あるいは,これは放火ではなく電気系統が火災原因であるといった否認がそうです。このような ...
READ MORE
示談,供託そして贖罪寄付
示談交渉したものの,示談成立にいたらなかった場合,法律上は,供託制度というものがあります。供託は,被害者が示談に応じず,示談金を受け取らなかった場合に,供託所という法務局の部署に損害賠償相当額を預けることを言います。供託をすると示談金を支払ったのと ...
READ MORE
示談交渉の必要性
なぜ示談交渉が大切なのでしょうか 最近の検察官主張としてよくあるのは,「被告人が被害者に対して慰謝の措置をとることは損害賠償義務の履行であるから当然であって,ことさら被告人に有利な情状として扱う必要はない。」というものです。 しかし,現時点におい ...
READ MORE
示談交渉が脅迫・強要とならないために
示談交渉を進める際に,最も注意しなければならないことは,熱心さのあまり,示談交渉自体が,脅迫や強要といった犯罪行為となってしまうことです。 脅迫罪(刑法222条)は,相手に対して害悪を告知する行為で,実際に相手が畏怖したかどうかも関係なく,害悪を ...
READ MORE
被害者との面会アレンジと感染対策
警察官や検察官から被害者の連絡先を教えてもらった場合,弁護人は即座に被害者に連絡すべきです。警察官や検察官から弁護人に対し,「被害者が弁護士に連絡先を教えても良いと言っています。連絡先の携帯電話の番号は次の通りです。」と連絡があったならば,その連絡 ...
READ MORE