image_paper02

加害者が事件を起こした後,被害者と示談をしたいと思っても,被害者の連絡先等がわからなければ何もできません。警察官に被害者の連絡先を聞いても教えてはくれません。加害者による被害者に対する働きかけや口封じのおそれがあり,お礼参り,つまり,警察に通報した ...
READ MORE重大事件,例えば,殺人罪,傷害致死罪,一部の傷害罪,危険運転致死罪,現住建造物放火など,犯罪の結果が重大で,行為態様も悪質な犯罪では,示談交渉に際して被害感情への特別な配慮が必要です。 このような重大事件のほとんどすべてにおいて共通するのが,被害 ...
READ MORE代理人同士の示談交渉であっても,被害者代理人の後ろには被害者本人がおり,弁護人の後ろには加害者本人がいるということを常に頭におくべきでしょう。加害者代理人と弁護人は,互いに法律と交渉のプロであり,それぞれの依頼者のための最善を目指し,時として依頼者 ...
READ MORE否認事件にもいろいろあって,事件性や犯人性そのものを争う否認がまずあります。事件が発生したときはその場にいなかったとか,満員電車で痴漢行為をしたのは自分ではない,あるいは,これは放火ではなく電気系統が火災原因であるといった否認がそうです。このような ...
READ MORE児童買春事案では示談の位置づけが他の性犯罪関連事件とは異なります。 児童買春罪,正確には,「児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」違反の保護法益は,未成年者の健全な育成という公益の側面があるからです。 未 ...
READ MORE