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重大事件,例えば,殺人罪,傷害致死罪,一部の傷害罪,危険運転致死罪,現住建造物放火など,犯罪の結果が重大で,行為態様も悪質な犯罪では,示談交渉に際して被害感情への特別な配慮が必要です。 このような重大事件のほとんどすべてにおいて共通するのが,被害 ...
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加害者が事件を起こした後,被害者と示談をしたいと思っても,被害者の連絡先等がわからなければ何もできません。警察官に被害者の連絡先を聞いても教えてはくれません。加害者による被害者に対する働きかけや口封じのおそれがあり,お礼参り,つまり,警察に通報した ...
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児童買春事案では示談の位置づけが他の性犯罪関連事件とは異なります。 児童買春罪,正確には,「児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」違反の保護法益は,未成年者の健全な育成という公益の側面があるからです。 未 ...
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窃盗,詐欺,横領といった,被害者の財産権侵害を伴う財産犯においては,被害回復の程度が加害者,すなわち被疑者や被告人の終局的な処分に大きく影響します。そのため,被害者に対して積極的に被害弁償を行っていく必要性が高いです。被害者としても,失った財産を取 ...
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代理人同士の示談交渉であっても,被害者代理人の後ろには被害者本人がおり,弁護人の後ろには加害者本人がいるということを常に頭におくべきでしょう。加害者代理人と弁護人は,互いに法律と交渉のプロであり,それぞれの依頼者のための最善を目指し,時として依頼者 ...
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